受賞歴
- 1982年 ボーン・上田国際記者賞
- 1987年 日本翻訳出版文化賞
- 2002年 国際アテナ賞
国際アテナ賞受賞について
2002年度の国際アテナ賞(International Athena Award)をコロンビア大学医学部(アメリカ/ニューヨーク)より贈られました。
アテナ賞は、コロンビア大学医学衛生学部にある“Partnership for Gender Specific Medicine”(性差に着目した新しい医療体系の実施施設/代表マリアンヌ・J・レガート教授)が、Womens HealthとGender Specific Medicineの分野で多大な貢献をした人物に対して、アメリカ国内から2,3名、他の全世界から1名を毎年選定し、医師に限らず贈っている権威ある賞です。
受賞理由は次の2つの業績によるものです。
- わが国初のジェンダーに着目した総合的な女性専門医療機関として、「女性のための生涯医療センターViVi」を立ち上げ、あるべき女性医療を実践している。
- 2001年12月に東京で「21世紀の女性と性(ジェンダー)と健康 ~私たちの目指すものと、私たちがなすべきこと」をテーマに、日米メディカルシンポジウムを2日間にわたって開催した。この分野における世界的なパイオニアであるレガート教授をはじめとして、日米の一流の専門家や堂本暁子千葉県知事などの行政関係者などが一同に会し、意見を発表し、交換する場を提供した。 この種のテーマで開催されるわが国初のシンポジウムに参加されたおよそ1,000名の方をはじめとして、わが国の一般の方々に全く新しい考え方を提供し、意識の変革を促すきっかけとなった。
こうした分野に着目し、わが国初の挑戦をしたことが国際的に高く評価されました。