第1部 パネルディスカッション
コーディネーター
下村 満子 氏
ジャーナリスト
下村満子の生き方塾 塾長
慶応大学経済学部卒。ニューヨーク大学大学院修士課 程修了後、朝日新聞社入社。ニューヨーク特派員、「朝日 ジャーナル」編集長などを歴任。この間、優れた国際報道
を称えるボーン上田国際記者賞を女性で初受賞。11年の 大震災直後、福島で「下村満子の生き方塾」「盛和塾福島」を設立し、「日本人の心の再生」に取り組んでいる。
パネリスト
吉原 毅 氏 原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長 城南信用金庫 前理事長
1955年東京生まれ。77年慶応大学経済学部卒業後、
城南信用金庫入職。2010年理事長就任。11年の福島第一原発事故の翌月から、「原発に頼らない安心できる社会へ」を掲げ、金融を通じて脱原発のエネルギ―
拡充を推進する。15年理事長を退任、17年に「原自連」を創設。会長として小泉元首相らと活動している。
パネリスト
濵田 総一郎 氏
㈱パスポート 代表取締役社長 「下村満子の生き方塾」副塾長
1955年鹿児島県生まれ。東武鉄道㈱、実家の濵田酒 造を経て、91年㈱パスポートを創業。食品事業、環境 課題解決事業などを行う企業集団27社グループの代
表として、「環境維新」を掲げ、太陽光、バイオマス、地 熱など、原子力、化石燃料に頼らない自然エネルギー だけの発電事業を全国規模で展開している。
パネリスト
飯田 哲也 氏 認定NPO法人
環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長
1959年山口県生まれ。京都大学大学院原子核工学専 攻修了。東京大学先端科学技術研究センター博士課程 単位取得。原子力産業、原子力安全規制業務などに従
事した後、「原子力ムラ」から離れ、北欧での研究活動 を経て、ISEPを設立した。自然エネルギー政策では、 国内外の第一人者として大きな影響力を持つ。
パネリスト
佐藤 彌右衛門 氏
会津自然エネルギー機構副会長 会津電力㈱会長 大和川酒造店 九代目社長
1951年福島県喜多方市生まれ。合資会社・大和川酒 造の9代目当主。大震災2年後の2013年、「原子力に 依存しない安全で持続可能な社会作りと会津地域の
エネルギー自立」を掲げる会津電力㈱を設立し、社長 に就く。「全国ご当地エネルギー協会」会長、飯舘電力 ㈱顧問、原自連副会長なども務める。
コーディネーター
渡辺 周 氏 Tansa編集長
1974年生まれ。朝日新聞特別報道部記者として、原発 事故後の現地を取材したシリーズ「プロメテウスの罠」 を担当。16年に退社し、翌年ワセダクロニクル(現・
Tansa)を創刊。電通、製薬会社、共同通信、地方紙の ステマを突いた「買われた記事」で、日本外国特派員 協会「報道の自由推進賞」を受賞している。
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